会長法話
機関紙誌『佼成』に掲載されている庭野日鑛会長の法話をご紹介します。
会員は、その月の会長法話をとおして、日ごろの自己を省み、精進を誓う機会としています。
会員は、その月の会長法話をとおして、日ごろの自己を省み、精進を誓う機会としています。
2024年12月
会長法話
「出会いが育てる―敬する心・恥じる心②」
前号に引きつづき、「敬と恥」の大切さを「出会い」という観点でご指導いただきます。とくに今号では、その出会いをとおして私たちがどのような人間となり、私たちを核としていかなる地域・社会を築くことが求められているのかのご指導を頂戴し、一年の結び、そして新たな年を迎える心構えとさせていただきます。
2024年11月
会長法話
「出会いが育てる――敬する心・恥じる心①」
本誌では今年、釈尊のお言葉を集めた「経集」の詩偈をとおして「心田を耕す」ことの意義と具体的な実践内容をご指導いただいてまいりました。そのしめくくりとして、本年次の信行方針に示された「敬う心を発達させ」、「恥を知る」ことの大切さとともに、そのありようについて2か月にわたりご指導いただき、それが自他の心田をいかに耕す精進となるのかを学ばせていただきます。
2024年10月
会長法話
「心を耕し、仏に戻る」
前号では、「心田を耕す」にまつわる釈尊の詩偈全体の意味あいとともに、「心を耕すとは自らの仏性を掘り起こすこと」とご指導いただきました。今号では、そのご指導を踏まえ、仏性を掘り起すとは具体的にどのようなことを指し、それはいかなる実践によってなされるのかについてご指導いただきます。
2024年9月
会長法話
「心を耕し、仏を掘り起こす」
本年 1 月号から『経集』に収められた「田を耕すバーラドバージャ」にまつわる詩偈を一句ずつとりあげ、心を耕す大切さを詳しくお示しいただいてまいりました。今号は詩偈全文を掲載し、全体をとおして伝えたかった釈尊の願いをかみしめつつ、心を耕すとは具体的に何をさすのかについてご指導いただきます。
2024年8月
会長法話
『故郷』に帰る私たち
心を耕しつづけると「不死の実りをもたらす」と釈尊は説かれます。そのお言葉をとおして、私たちは「永遠のいのち」を生きる存在であると教えていただきますが、今号ではさらに、だれもが避け得ない死を「不死」と説く仏教的意味を、開祖さまご入寂時のお話と共に会長先生のご体験を交えてご指導いただきます。
2024年7月
会長法話
私たちの人生と「永遠のいのち」
命ある私たちが、「死」を免れることはできません。しかし、釈尊は「心を耕すと『不死の実りをもたらす』」(経集)と述べられ、仏教では「永遠のいのち」が説かれます。不死や永遠のいのちが説かれる真意とは何か――。今号と次号の2回にわたり、生命あるものの死の受けとめ方についてご指導いただきます。
2024年6月
会長法話
心やすらかに、おだやかに生きる
釈尊は「精進は荷を運ぶ牛で、安穏の境地に運んでくれる」と説かれています。では、おだやかで、心やすらかな日々をもたらしてくれる精進とは、どのような実践であるといえるのでしょうか。詩人の谷川俊太郎氏が仏教の教えをもとに創作した詩とともに、精進の具体的な内容と功徳についてご指導いただきます。
2024年5月
会長法話
柔和な人の、心は自由
「柔和は牛の軛を離すこと」――釈尊は、牛の体から軛という装具を外し、自由にすることを「柔和」と表現されました。そこにこめられた釈尊の思いをとおして、私たち自身が心を柔らかくたもち、とらわれなど心を縛りつけるものから自由になるための心の姿勢と日ごろのあり方をご指導いただきます。
2024年4月
会長法話
「あるがまま」を受け入れる
ご著書『心田を耕す』に、身心を乱し悩ませる煩悩を釈尊が雑草になぞらえて「真実を守ることは私の草刈りである」と説く一節があります。では、「真実」とは何で、それを「守る」とは何を実践することなのか。そして「草刈り」とは──。煩悩と向きあいながら、「心田を耕す」精進についてご指導いただきます。
2024年3月
会長法話
「慎み」は、「慈しみ」から
釈尊は、ご自身が心の田を耕すための実践として「身と言葉を慎む」ことを大切にしていると経集の詩偈にあります。「慎み」「慎む」というと一般的に控えめな印象ですが、仏教の視点でとらえると利他行にも通じる積極的な姿勢になることを、「慎み」の意味や私たちの心と行動のあり方とともにご指導いただきます。
2024年2月
会長法話
『恥じること』は、善く生きること
本年次の信行方針のなかで、会長先生は私たちの進歩向上のために「敬う心」とともに、「恥じる心」の大切さをお説きくださいました。今号では「恥じること」についての仏教的意味あいを宗祖らの言葉を引きあいに出して示しつつ、「恥じること」「恥を知ること」の功徳と大切さをご指導いただきたいと思います。