今日のことば
6/11 木曜日
仏さまのお手本どおりに
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えるその南無という言葉は、「ついて行きます」という意味であり、阿弥陀仏とは、人を救うことで自分が救われるという教えを説いた仏さまのこと。
「だから、南無阿弥陀仏と唱えるのは、阿弥陀さまのように人さまに奉仕いたしますという誓いの言葉なのです」と、随筆家の永六輔(えいろくすけ)さんがテレビで話されていました。まことに分かりやすい説明だと感心しました。
私たちが唱える「南無妙法蓮華経」のお題目も、同じです。「南無妙法蓮華経」というお題目は法華経の教えどおりに毎日生活いたします、とお誓いする言葉なのです。
信仰に入った当初は、病気を治してもらいたいとか、この苦しみから救っていただきたいと神仏に祈り、おすがりすることのほうが多いでしょう。
けれども、そこからだんだんに高まっていって、「仏さまが示されるお手本どおりに、私も人さまをお救いさせていただけるようになりたい」という願いをもつようになり、それを仏さまにお誓いする。そうなってこそ、本当の信仰の功徳が頂戴(ちょうだい)できるのです。
庭野日敬著『開祖随感』第11巻 38~39頁より