今日のことば

1/13 火曜日

ここ一球の決め球

一球一球、きわどいところを突きながら、最後の決め球が真ん中にいってしまう。これが並みの投手。最後の球をコーナーぎりぎりに投げ込んで、ボールになる球を振らせる。これが本物のピッチャーだといいます。すべてのことに同じことが言えるのではないでしょうか。

みんなが一生懸命に努力はしているのですが、肝心かなめのところで我(が)が出てしまうわけです。自分の癖丸出しの努力だから、思うような結果が出ない。相手のためを思ってあげているつもりでも、嫌われたり恨まれたりしてしまうのです。

毎日、一生懸命にお経をあげて、一日中飛び回って活動していても、肝心かなめの法への「信」がぐらついていると、いちばん大事な場面で自分の我が出てしまい、せっかく積み上げてきた努力が、いっぺんにふいになってしまいます。

0×10=0で、信がゼロでは十の努力も百の努力もゼロになってしまうのです。絶対の信を持って法によっていけば、努力したことがひとつのむだもなく実って、はずれがありません。みんなに喜ばれて、やったことがすべて功徳になるのです。

庭野日敬著『開祖随感』第7巻 68~69頁より
TOPへ戻る