今日のことば
6/18 木曜日
生き甲斐(がい)健康法
年をとって体のあちこちに衰えがくるのは、これは仕方がないことです。
それをいちいち気に病(や)んで、この健康法、あの健康法と次から次に試みて病院回りをするといった人がいますが、それだけでは、ただ長生きさえすればいい、という生き方になるのではないでしょうか。
病気は生きる気力が衰えたときにかかりやすいものです。ですから、いわば守りの健康法ではなく、日々の生き方、過ごし方の中身をより充実させていく。生命力をかきたてていく。それが最高の健康法だと思うのです。
どんなに年をとっても、自分はなんのために生きるのか、何ができるのかと、自分の本当の生き甲斐を見つける努力を続けていくことが、なによりも大切です。
老子(ろうし)に「死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し」という言葉があります。死してなお亡びることのないもの、人びとに受け継いでもらえるものを残す生き方、それを最後の最後まで私は求め続けていきたいと思うのです。
庭野日敬著『開祖随感』第11巻 56~57頁より