今日のことば
1/21 水曜日
相手を思う迫力
お導きにもうひとつ迫力が出てこないのは、こちらの都合で人さまに信仰をすすめているからではないでしょうか。信仰をおすすめするのは、相手の人に幸せになってもらうためなのですね。
どの宗派の信仰であろうと、神仏に対して恥じることのない人が一人でも多くなれば、世の中は穏やかになり、世界は平和になります。その呼びかけなしには、だれにも本当の幸せはないのだと、私は信じて疑わないのです。
佼成会のサンガは、どんな考え方が人を不幸にし、どういう考え方が人を幸せにするか、それを証明してみせる実験場といってもいいでしょう。法は真理を説いたものですから、だれもが理解することはできても、そのとおりに実行してみないと、法のはたらき、妙の世界が見えてこないのです。
妙法の世界は、教えを行じる人がいないと、人さまに見てもらえません。まず自分が行じる姿を見てもらって「幸せになるには、これよりほかに道がないんですよ」という迫力をもって語りかければ、その迫力に人は必ず打たれます。
庭野日敬著『開祖随感』第7巻 94~95頁より