今日のことば
1/16 金曜日
飛躍のための難題
次から次へ難問ばかりふりかかってくることがあります。そんなとき、苦しさのあまり「神仏は本当に私を守ってくださっているのだろうか」といった疑惑が頭をもたげることがあるのですが、そのときこそ、仏さまが私たちを大きく飛躍させてくださろうとしているときなのです。
解決がつきそうもない難題にみえても、その難題を乗り越えると、その向こうにすばらしい世界が待っています。そこにいたるための関所なのだと受け止められるようになったら、しめたものです。
お釈迦さまは、自分の命を狙う提婆達多(だいばだった)をも善知識(ぜんちしき)、つまりお師匠さん、と拝める人でした。立正佼成会の歴史を振り返っても、教団全体にかかわるような難題を乗り越えたあとは、必ず会が大きく飛躍してきました。
そういうことを実際に何度も体験してきて、私は、どんな難題がふりかかってきても悲観しなくなったのです。「これも仏さまの大慈大悲だ。いよいよおもしろくなってきたぞ」と自分に言い聞かせると、力がわいてくるのです。
庭野日敬著『開祖随感』第7巻 80~81頁より