今日のことば

6/14 日曜日

真剣さがすべて

天台座主(ざす)の山田恵諦猊下(やまだえたいげいか)が、「庭野さんは真剣だから、みなさんがついてこられるのですね」とおっしゃられたことがありました。猊下のお言葉どおり、佼成会の今日は会員のみなさんの真剣さがあればこそといえましょう。

私たちは、仏教を専門に学んだ学者でもなければ、山にこもって修行したわけでもありません。在家の仏教徒である私たちは、信者さんに問題が起きるたびに、それこそ寝る間も惜しんでお経をあげさせてもらい、自分にできるありったけのことをさせてもらってきました。それでどんな結果が出るかなど二の次で、自分のためなど少しも考えない、きれいな気持ちだったからこそ、これほど真剣に打ち込めたのだと思うのです。

人さまのために、こんなに真剣になれる自分になれたことがうれしくてたまらない。真剣に行じたお陰で、法華経が本当に功徳のある教えなのだと身をもって知ることができたのがありがたくてたまらない。そういう人たちの集まりによって佼成会のサンガがつくられてきたのです。そうした会員さんの姿を見て、私は、自分を忘れて人さまのために真剣に打ち込む姿ほど美しいものはない、としみじみと思うのです。

庭野日敬著『開祖随感』第11巻 46~47頁より
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