今日のことば
2/18 水曜日
いつも同じ歩幅で
テレビや新聞を気をつけて見ていると、ときどきキラリと光る言葉に出合います。リー・トレビノといえば、ゴルファーにとっては神さまのような存在ですが、ゴルフ上達の秘訣を尋ねられたその答えを聞いて、武田鉄矢さんはドキリとした、と話していました。
トレビノの答えは「いつも同じ歩幅で歩くこと。同じ息づかいをしていること。いつも同じようにほほえんでいること」という言葉だったそうですが、法を説く極意も、まったく同じだといっていいと思うのです。
思い立つと火がついたようにやるけども、三日坊主で、すぐしょんぼりしてしまうというのでは、法は説けません。いつも同じあゆみで前進し続けて、後戻りしない。これが精進です。
お互いさま、生身の体ですから、具合が悪かったり、家庭にもめごとがあって気持ちが動揺していることもありましょう。しかし、そんなときも信者さんの前に立ったら、大きく呼吸をして息を整え、みなさんが心から安心を得られるような笑顔で話させてもらう。力み返って話すよりも、優しいほほえみが人の心を柔らかくほぐしていくのです。
庭野日敬著『開祖随感』第7巻 232~233頁より