今日のことば

6/27 土曜日

受けて立つ

どんなことであろうと、どんな人であろうと、自分のところにくるものは、より好みせずにそっくり受けてしまう、というのが、私の主義です。

ちょっと躊躇(ちゅうちょ)するようなことであっても、とにかく受けて、精いっぱいの努力をする。すると、それまで自分でも気がつかなかった新しい見方、考え方ができるようになって、「うん。ひと回り大きくなれたな」と、いい気持ちになれるのです。目からうろこが落ちる思いのすることも、しばしばです。

「あの人は苦手だ、こんな役は嫌だ」と尻(しり)込みしていたのでは、いつまでも自分の狭(せま)い経験だけのやり方、考え方から抜け出せず、成長がありません。

こちらが素直な心を持っていくと、ちゃんと素直な心の人が待っていてくれます。こちらが、うまいことやってやろうなどという心を起こすと、また、ちゃんとそういう人が待ち構えていて、荒砥(あらと)にかけて磨いてくれるのです。

どんな人も、どんなことも受け入れてそれを好転させていくのが宗教者ではないでしょうか。それでこそ自分が大きく成長していけるのです。

庭野日敬著『開祖随感』第11巻 92~93頁より
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