今日のことば
2/3 火曜日
意欲を引きだす
毎年のことですが、プロ野球のペナントレースも終盤に近づくと、優勝をめざすチームと、そうでないチームの差がはっきり現われてきます。目的を持ったチームは、信じられないような超ファインプレーを次々と演じたり、この一球で負けという絶体絶命の場面で、起死回生(きしかいせい)のサヨナラ・ホームランが生まれたりします。
ちょっと話が変わりますが、働きアリをよく観察すると、アリにも、働き者のアリと怠け者のアリがいるのだそうです。怠け者のアリは、動き回っていても仕事をしていない。ところが、そのアリの数を半分に減らすと、怠け者のアリが働き者に変わってしまうというのです。
人間も、初めから働き者と怠け者があるのではないのですね。置かれた環境が大きく作用して人を変えていくのだということを忘れてはならないわけです。
親がわが子を見るとき、リーダーが部下を見るとき、その人その人の意欲を引きだす環境を与えてあげているかどうか、まずリーダーが自分を省みなくてはなりません。
庭野日敬著『開祖随感』第7巻 152~153頁より