本会の考え
ノーベル平和賞受賞への「お祝いのメッセージ」日本語版
Dr. Breen Tahseen(ブリーン・タフシーン博士)
ヤジディ教イラク並びに国際代表・プリンス、同最高評議会会長
(Representative Prince of Yezidi religion in Iraq and the World, Head of the Supreme Council Spiritual Yezidi)
2018年のノーベル平和賞をヤジディ教のナディア・ムラド・バセ・タハ様が受賞されましたこと、立正佼成会を代表して心よりお祝い申し上げます。
このたびの受賞は、ヤジディ教徒の皆さまの平和を願っている私たちにとりましても、大きな喜びであり、誇りです。
過激派組織「IS」から受けた暴力を国際社会に告発し、紛争の手段としての性暴力を止める努力を続けてこられたナディア・ムラドさんの勇気に心から敬意を表します。
ナディアさんのノーベル平和賞受賞を契機に、今もなお苦しんでいる多くのヤジディ教徒の皆さまに一日も早く平和な日々が訪れますように、祈り、共に行動していくことをお約束し、お祝いの言葉とさせていただきます。誠におめでとうございました。
受賞と同時に、皆様を取り囲む周囲の状況が急激に変化すると思います。どうぞ、お身体を大切にお過ごし下さい。
立正佼成会 次代会長 庭野光祥
2018年10月6日