会長法話
機関紙誌『佼成』に掲載されている庭野日鑛会長の法話をご紹介します。
会員は、その月の会長法話をとおして、日ごろの自己を省み、精進を誓う機会としています。
会員は、その月の会長法話をとおして、日ごろの自己を省み、精進を誓う機会としています。
2009年12月
会長法話
「お参り」の原点
神仏の前に手を合わせ、お参りをするとき、私たちはよく「ああしてほしい」「こうあってほしい」と、願っています。もちろん、感謝と喜びでお参りすることもありますが、どちらかといえば「お願い参り」に傾きがちなのではないでしょうか。
2009年11月
会長法話
功徳に気づく
法華経は、薬の効能書きのようなものともいわれることがあります。それは、仏さまの教えを信じて実践すれば、こんな功徳もある、あんな功徳もあると、経典のなかで仏さまが多くの功徳を説かれている、という見方によるものでしょう。
2009年10月
会長法話
喜びを与える人に
朝起きて、家族と顔を合わせたとき、「おはよう」と元気にあいさつすると、とても気持ちがいいものです。あいさつ一つで、心と心が響き合う喜びがそこに生まれます。
2009年7月
会長法話
楽しく歩む
立正佼成会ではいま、「全会員へのご本尊およびご法号勧請」に取り組んでいます。これは、布教伝道方針にあるように、一人ひとりが生きがいと喜びをもって人生を歩むことのできるようにと願うからです。
2009年6月
会長法話
大変なとき
一〇〇年に一度といわれる世界同時不況の影響を受け、日本の経済情勢も厳しさを増しています。事態は深刻で、先行きに不安を感じたり、また実際に人員削減や賃金カットにあわれた方も少なくないでしょう。
2009年5月
会長法話
ともに学び育つ
今年も継続して、教団方針の一つに「青少年育成方針」を掲げました。いつの時代においても青少年の育成は、すべての大人が責任を持ってかかわるべき大事業です。
2009年3月
会長法話
「まず人さま」の心で
今月は、春のお彼岸を迎えます。お彼岸の言葉の由来は、古代インドの言葉であるサンスクリットの「パーラミター」にあり、中国で「波羅蜜」と漢字に音写されて、わが国に伝わりました。
2009年2月
会長法話
習慣が心を育む
規則正しい生活は、健康に生きる基本といわれています。忙しい現代人は、食事や睡眠の時間が不規則になりがちですが、一つの決まりをつくり、続けていくことで、暮らしにリズムが生まれます。
2009年1月
会長法話
心の解放
仏教に「意馬心猿(いばしんえん)」という言葉があります。これは馬が走りまわり、猿が騒ぐのをおさえがたいように、煩悩(ぼんのう)もまた、おさえるのはむずかしいという意味です。