本会の考え

ノーベル平和賞受賞への「お祝いのメッセージ」

今年のノーベル平和賞にイラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハ氏(25)が選ばれたことを受け、庭野光祥次代会長は受賞者発表翌日の10月6日、ヤジディ教の国際代表「プリンス」で、同最高評議会会長のブリーン・タフシーン師に宛て「お祝いのメッセージ」を送りました。

光祥次代会長とタフシーン師は、本会も参画する世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)を通じて以前から交流がありました。2016年、ローマの教皇庁立グレゴリアン大学で行われた「いつくしみの特別聖年」に合わせた国際シンポジウムにおいて、タフシーン師がヤジディ教徒の惨状を訴えました。光祥次代会長はその後スピーチに立ち「ヤジディの皆様を全力で支援します」と宣言、会場に万雷の拍手が鳴り響いたのが出会いの始まりでした。

今年7月には、WCRP/RfP日本委員会「和解の教育タスクフォース」の招聘によりタフシーン師が来日し、本会施設(普門メディアセンター)で行われた特別学習会『ヤズディ大虐殺を知る』で講演しました。これに先立ち、本会の大聖堂(東京・杉並区)で行われた式典では、参集した会員を前に、タフシーン師がスピーチを行いました。

今回の「お祝いのメッセージ」送付は、こうした交流が基になっています。

 

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