本会の考え
「新型コロナウイルス(COVID-19)に関する対応について 第8報」送付
2020.10.03
10月3日、「新型コロナウイルス感染症対策本部」は國富本部長名で『「新型コロナウイルス(COVID-19)」に関する対応について』(第8報)を全国各教会に通知しました。
國富本部長は、国内で8月初旬に新型コロナウイルス感染の第二波が到来し、依然として事態終息の見通しが立たない状況が続いている状況を踏まえ、三つの願いを示しました。
1.道場や対面での布教が制限されてきたこれまでを振り返り、「この間の学びや気づきをかみしめ、お互いに分かち合い、深めさせて頂きたい」。
2.感染防止に努めつつ、「with コロナ」の時代にどのようにして自他の救いに向き合っていくか――各教会の工夫を凝らした活動を生かし合い、「新しい取り組みを支部や教会、さらには教会と本部の枠を超えて共有し、これまでにない布教のあり方を皆さまと築いていきたい」。
3.「感染拡大と収束が繰り返され、予測が困難だからこそ、臨機応変に、柔軟な心で対応していきたい」
以上、三つの願いを示しました。
今報では上記の三つの願いのほか、具体的な対応としてワクチンや治療薬が開発途上にある現状では、社会の動向に対して「早めの自粛と遅めの再開」という従来の方針を維持しつつ、「感染拡大を防止し、三密を避け一人ひとりの救い救われに取り組みます」という新たな基本姿勢を掲げています。
現段階では、本部行事再開を判断できる条件が整わないため、来年次の本部行事式典について、ご命日、本部定例儀式行事式典を含め、団体形式での本部参拝は休止。教師授与式、勧請式の実施は見送られ、大聖堂聖壇当番、大聖堂当番、霊園当番は休止としました。
本部式典の模様は今年と同様、インターネットの動画共有サイトを使ってライブ配信する予定で、参拝者の安全が確保できた段階で、大聖堂の近隣教会の会員を対象に徐々に参拝を再開していく方向性が示されました。
また現在、大聖堂は閉鎖中(4階礼拝室=喜捨箱前での参拝は可能)ですが、大聖堂ホール内での参拝再開については現在検討中です。