2001年07月21日
カウンセリング研究所が「相談研究会」開催
『混迷の時代のカウンセラー』をテーマに、佼成カウンセリング研究所主催の「平成13年次相談研究会」が7月21、22の両日、法輪閣で行われ、同研究所主催のカウンセラー養成講座の卒業生、教団関係者など約300人が出席しました。
「相談研究会」では、初日、五味義夫・聖心女子大学教授と木村清孝・鶴見大学教授がそれぞれ基調講演に立ちました。五味教授は、『カウンセラーの役割と倫理』を主題にカウンセラーのあり方やその使命について言及。また木村教授は、『カウンセラーを支えるもの~仏教精神に学ぶ』と題し、仏教精神を生かしたカウンセラーの心構えなどを提示しました。
2日目は、3つのテーマに別れ分科会が開かれました。参加者は『ドメスティック・バイオレンスを考える』(戒能民江・お茶の水女子大学教授)、『社会的ひきこもりについて』(斎藤環・医学博士)、『高齢者を抱える家族のこころ』(鎌田ケイコ・全国高齢者ケア協会理事長)──の分野別テーマの分科会に参加。各講義に熱心に聞き入っていました。
(2001.07.25記載)
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