2001年08月01日
長崎・広島などで慰霊の誠捧げる
戦後56年目の夏を迎え、原爆が投下された広島と長崎の両都市で、犠牲者への冥福と世界平和への祈りを込めた取り組みが、それぞれ行われました。
広島では、県下5教会で組織する特定非営利活動法人(NPO法人)「ヒロシマ宗教協力平和センター」(HRCP)が、県内にある100余の慰霊碑で慰霊供養を実施。1日から5日まで、立正佼成会の少年部や学生部を中心とする会員たちが、平和記念公園内の慰霊碑のほか、病院や学校、寺社、河岸など各地に点在する慰霊碑に平和の祈りを捧げました。
一方、長崎では、8日夜、原爆落下中心地公園で「第29回原爆殉難者慰霊祭」(主催・長崎県明るい社会づくり運動推進協議会、主管・長崎県宗教者懇話会)が行われ、県下3教会から立正佼成会会員約400人が参加。会員たちが制作したキャンドル3000個以上に他の教団が作成した分も合わせ、計5000個のキャンドルが慰霊碑に供えられました。
なお、国内で唯一、地上戦が行われた沖縄では15日、糸満市の平和祈念堂で「第11回祈りと平和の集い」(主催・沖縄宗教者の会)が行われました。
(2001.08.15記載)
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