2001年10月17日
毛布、アフリカ各地に向け相次いで出航
「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)で集められた毛布が、神奈川県横浜市の本牧埠頭から、アフリカ各地に向け相次いで出港しています。今回、毛布が届けられるのは7カ国。毛布はすでに現地に向けて出発しています。10月下旬から11月上旬にかけて各国に到着し、現地の協力団体によって人々に手渡される予定です。
今年5月1日から6月30日までの運動期間中に全国から集められた毛布の総枚数は16万9251枚。配布の内訳は、エチオピアに3万9251枚、エリトリア、マラウイ、ウガンダ、ジブチ、モザンビークにそれぞれ2万枚、アンゴラに1万枚。また、緊急時に対応するための毛布として2万枚が充てられることになりました。
エチオピアでは、本会とつながりの深い現地NGO(非政府機関)ティグレ救援協会により、エリトリアとの紛争で国内避難民としての生活を余儀なくされている高齢者、母子家庭、貧困家庭の人々に手渡されます。
また、エリトリアでは、エリトリア赤十字社が中心となり、難民キャンプで生活する人々に毛布を手渡します。洪水によって甚大な被害を受けたモザンビークでは、「クリマ」「アクリディック」という2団体が、特に被害がひどかった地域を中心に毛布を配布します。
毛布はすでに9月下旬から、現地へ向けて相次いで出航。10月下旬から11月上旬にかけて現地の港に到着する予定です。
なお、毛布輸送に関する一般市民からの協力金は、10月12日現在で6132万6684円に達し、過去5年間で最高を記録しました。
(2001.10.17記載)
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