米国での「同時多発テロ事件」、米英両軍によるアフガニスタンへの攻撃を踏まえ、立正佼成会の全国各教会では継続して、テロ被災者・アフガニスタン難民救済募金や学習会など、さまざまな取り組みを行っています。
大和教会は11月11日、相鉄線大和駅の駅前2カ所と「ダイクマ大和店」店頭で、「多発テロ関連被災者救援募金」を行いました。青年男女、学生部員ら30人が、今回新たに本会の多発テロ関連対策会議が作製した街頭募金用チラシ、また『佼成新聞』特別号(11月2日付)を配布しながら、市民に協力を呼びかけました。
山口教会防府道場包括の防府、中関、牟礼、徳地の4支部も11日、一般会員ら52人が参加し、JR防府駅近くのショッピングセンターで街頭募金を実施しました。札幌教会では10日、中・高・大学生約30人が参加し、JR新札幌駅周辺で街頭募金を実施。また翌11日にも、同所など、青年部員ら約80人が募金を呼びかけました。
調布教会では8日、青年部員10人が参加して、「平和学習会」を実施しました。ビデオ『アルカイダ組織とは何か』(NHK「クローズアップ現代」)を観賞したあと、先日、庭野日鑛会長とともにニューヨークを訪れた大学生が現地での体験を報告。このあと、グループに分かれてディスカッションを行いました。
中部教区の大学生で組織するCDI(中部大学生活動推進委員会)は10、11の両日、名古屋市内の金山総合駅で開催した「ピースステーション2001――一食を捧げる運動推進の集い」の中で、アフガニスタン難民の現状などを市民に訴えました。この集いは、一食運動の精神、実践を市民に呼びかけることを目的に5年前から続いているもので、今年は特に、世界の状況を踏まえ、アフガニスタンに関する情報や『佼成新聞』特別号が展示されました。また、「暴力に暴力で対抗することにより問題は解決するのでしょうか。たくさんの尊いいのちが奪われていることをどう思いますか」と市民にメッセージを投げかけました。
このほか多くの教会で、『佼成新聞』特別号を地域の諸宗教者、一般市民らに配布。立正佼成会の姿勢を紹介し、理解と賛同を求める活動を展開しています。
(2001.11.15 記載)
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