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2002年02月05日 庭野会長、人民日報特約記者のインタビュー受ける

庭野会長は2月5日、人民日報(海外版)の特約記者で早稲田大学研究員である劉迪(リュウ・ディ)さんのインタビューに答え、世界平和に向けた仏教の果たす役割などについて話しました。

インタビューは、日中国交回復30年を機に、両国間の仏教交流の歴史や宗教の現代的な役割などについてたずねたものです。質問は約10項目に及びました。その中で庭野会長は、すべての宗教に共通なのは、いのちを尊ぶことだとして、「テロのように、自分のいのちも、人のいのちも大切にしないようなことはあってなりません」と強調しました。その上で「自分の心を平和にしていくことが仏教の役割です」と述べました。また、「宗教者が、話し合い、平和を率先しなければならない」と宗教協力の重要性を説きました。世界の環境問題に対し仏教がどのような役割を果たすのかについては、「少欲知足が一番大切」と話しました。

(2002.02.14記載)