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2002年03月14日 JENがエリトリア帰還難民支援に着手

立正佼成会も加盟する「特定非営利活動法人JEN」がエリトリア帰還難民の支援活動を決定し、プロジェクトの立ち上げに向け現地での活動を開始しました。

エリトリアは1962年にエチオピアに強制併合され、70年代から独立運動が活発化しました。93年に独立したものの、98年からエチオピアとの国境紛争が続き、2000年8月に停戦が合意されました。昨年5月から、スーダンに避難していた難民の帰還が始まっています。
JENはこのような情勢を踏まえ、5カ月におよぶ雨期が終わり帰還が再開された直後の昨年11月に現地調査を実施。2月23日には、プログラム・オフィサーの近田めぐみさんが事業立ち上げのためにエリトリアに向けて出発しました。また、今月に入り、浅川葉子事務局次長も約1カ月間の予定で現地入りしました。JENでは、首都アスマラとテセニーの2カ所に事務所の設置を予定しています。
JENはエリトリアでの活動を計画している唯一の日本のNGO(非政府機関)です。現地では大干ばつによる被害も大きく、復興には多くの支援が必要とされています。

(2002.03.14記載)