2002年04月17日
ＪＥＮ アフガニスタン地震に緊急支援
先月、マグニチュード（Ｍ）５・９の地震に見舞われたアフガニスタン北東部の被災地に対し、「特定非営利活動法人ＪＥＮ」は緊急支援を決定し、国連機関と協力し、毛布２９４８枚を現地に届けました。
震源地とされるのは、アフガニスタン北東部のバグラン州ナフリン地区。３月２５日夜から２６日午後にかけて断続的な地震に襲われました。
現地からの情報によると、ナフリン地区の９０％の家屋が倒壊。そのうちの６０％が全壊したといわれています。犠牲者数は８００から２０００に上ると推測されています。現地では冷雨が続いているため、地面がぬかるみ、救援物資を積んだヘリコプターが着陸できない状況にあり、さらに内戦の際に埋設された地雷の影響で救援活動は難航しています。
ＪＥＮカブール事務所では、同州内の倉庫に備蓄していた毛布２９４８枚の支援を決定。ＪＥＮとつながりの深いＵＮＯＣＨＡ（国連アフガン人道援助調整事務所）と国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）が２８日、被災地に毛布を搬送。被害に遭った人々に毛布を届けました。
現在、ＪＥＮカブール事務所では、今後の支援に向けて調査を進めています。当面は、ＵＮＯＣＨＡと連携して救援活動を行っていく予定です。
（2002.04.17記載）
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