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2002年05月24日 UNHCR日本・韓国地域事務所代表が来会

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)日本・韓国地域事務所代表のカシディス・ロッチャナコン氏が5月24日、本会を訪問し、山野井克典理事長と事務庁舎特別応接室で懇談しました。

ロッチャナコン氏は、懇談の中で、難民発生の要因が時代の流れとともに変化していることを強調。「かつては限定された国や地域での争いによって難民・避難民が生まれましたが、現在は、言語の違いや民族の違いなど、国際レベルでの政治的な問題がからみあっています」と述べ、問題解決に向け世界的に取り組んでいくことの重要性を語りました。
また、ロッチャナコン氏は、このたび来日したスリランカ上座部仏教四法王が本会を訪れることや今月下旬にインドネシアで開催されるACRP(アジア宗教者平和会議)に期待を寄せ、「今、アジアは非常に重要な時期にきています。立正佼成会が中心となり、平和の働きかけをするということは素晴らしいことです」と語りました。
これに対し、山野井理事長は「庭野開祖は、宗教が最終目的とするところは、『平和』であり、異なった宗教が目的に向って協力していくことの大切さを教えてくださいました。また、世界平和実現のためには、国連中心主義が大事だとつねづね言われていました。今日を機に、より協力関係を強めていきたい」と述べました。

(2002.06.05記載)