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2002年05月24日 イタリアでのフォコラーレ「スーパーコングレス」に立正佼成会の中高生が参加

フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体)主催の「スーパーコングレス」に参加するため、立正佼成会の中高生4人が5月24日から29日まで、イタリアを訪問しました。

「スーパーコングレス」はフォコラーレ運動の少年少女部(GEN3/12歳~17歳)が5年ごとに開催する世界大会。今年は特に、諸宗教との対話を重視し、規模を拡大して実施されました。
25日、ローマ郊外のオリンピック屋内競技場「パラギアッチョ」には世界の子供たち約9000人が集い、音楽とダンスによるミュージカル形式で、意見や活動の発表が行われました。本会代表は、「ゆめポッケ」の活動を紹介しました。
翌26日には、ローマ時代の円形競技場コロッセオ前の広場で、12000人の子供が参加し、平和に向けてのメッセージと祈りの儀式が行われました。この集いには、フォコラーレ運動の創始者で同運動会長のキアラ・ルービック女史、バチカン諸宗教対話評議会のフランシス・アリンゼ長官らが出席。続いて、コロッセオからバチカンのサンピエトロ広場まで、平和行進を行いました。
この後、本会一行はローマ北方のロピアーノというフォコラーレ運動の生活共同村に移動し、世界の諸宗教の子供たち約200人による平和に向けての学習会と意見交換、平和のメッセージの作成に参加。参加した会員が意見交換会の副議長を務めました。
28日にはフィレンツェ市の歴史的建造物である市庁舎(ヴェッキオ宮殿)のメインホールで閉会式が行われました。席上、フィレンツェ市長から、各宗教代表の子どもに盾が贈られました。29日、一行はバチカンのサンピエトロ広場でローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の一般謁見に参列しました。

(2002.06.12記載)