山野井克典理事長は8月26、27の両日、大阪・富田林市のパーフェクト・リバティー教団と、京都市内の八坂神社、平安神宮、浄土宗総本山知恩院を訪れました。
8月26日、大阪・富田林市のパーフェクト・リバティー教団聖地を訪れた山野井理事長は、第一錬成道場6階応接室で御木優・布教部長、丸本寿紀・財務部長らと懇談しました。本会から松原通雄外務部長が同行しました。
理事長職就任のあいさつに続き、山野井理事長は、施設や練成(錬成)会、団参、青少年育成など在家教団の信仰・修養のあり方について、両部長らと意見を交換しました。また、御木部長は、御木徳近・PL教団第二代教祖と庭野日敬・立正佼成会開祖との親交に触れ、「第二代教祖は、『佼成会の会長さんは、人の話を聴くのが一番うまい。あれは本物だ』と話していました」と述懐しました。
翌27日、山野井理事長は京都市内の三寺社を表敬訪問しました。滝瀬惠一・京都教会長が同行しました。
八坂神社では、本殿に正式参拝したあと、社務所で真弓常忠宮司、森壽雄禰宜と懇談しました。この中で真弓宮司は、戦後教育の問題点を指摘しながら、日本人の精神性復興の重要性を強調。山野井理事長は、幼児期から宗教精神を涵養することの大切さを語りました。
続いて、平安神宮を訪れ、社務所で九條道弘宮司、本多和夫禰宜と歓談しました。同神宮の由緒などについて説明を受けたほか、宗教建築物保存の必要性などが話題となりました。
さらに浄土宗総本山知恩院を訪問し、内侍応接で、中村康隆・浄土門主に面会しました。満96歳の中村門主とは、昨年の米国同時多発テロ以降の宗教者の役割などについて意見を交換。中村門主は「世界人類の平和を祈るのが宗教であり、和合と共生がお釈迦さまの教えの根本です」と大乗仏教の精神を説き示しました。
(2002.09.04記載)
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