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2002年10月28日 ユニセフ・ラオス担当者が来会

10月28日午後、ユニセフ・ラオス事務所の教育・児童及び地域開発部長を務めるクリフ・メイヤース氏が本会を訪れ、山野井克典理事長と懇談しました。ユニセフ側からは、日本ユニセフ協会の二見武協力事業部副部長が、本会からは熊野隆規・青年本部次長が同席しました。

本会は1986年以来、ユニセフを通じて、同国の子供たちの教育支援を続けています。メイヤース氏はまず、長年にわたる本会の支援に深く謝意を表明。食事を抜いて献金する「一食ユニセフ募金」のスタイルに感動したことを語り、「ラオス政府にも、日本の皆さまが自ら食事を抜き、思いを込めて献金してくださっていることを伝えました。ラオスでは皆が、この浄財を大切に、有効に使わせて頂きたいという気持ちでいます」と話しました。
山野井理事長はこれらを受け、「同悲同苦」「布施」「祈り」という「一食を捧げる運動」の精神を説明。「一食は本会の平和活動の柱。今後も続けていきたいと思っております」と述べました。
さらに、今年開催されたACRP6(第6回アジア宗教者平和会議)とIARF(国際自由宗教連盟)第31回世界大会に触れ、「世界平和のためには宗教者が協力し合い、行動を起こさなければいけません。それが子供たちの幸せにもつながるはずです」と語りました。

(2002.10.30記載)