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2002年11月07日 聖エジディオ共同体来会、山野井理事長と懇談

山野井克典理事長は11月7日、「第16回庭野平和賞」受賞団体である聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体、本部・ローマ)のアルベルト・クワトルッチ事務総長、アゴスティーノ・ジョバニョーリ・アジア担当責任者らの訪問を受け、事務庁舎で約1時間にわたり懇談しました。松原通雄外務部長、根本昌廣外務部次長が同席しました。

同共同体はアッシジ「平和祈願の日」の精神を継承し、87年から毎年、ヨーロッパで「世界宗教者平和のための祈りの集い」を主催してきました。本会も欠かさず、参加を続けており、互いの友好関係は15年以上に及んでいます。
当日の懇談では、クワトルッチ事務総長が、本会一食平和基金の支援を受け、同共同体がモザンビークで取り組んでいる「HIVプロジェクト」の成果を報告。また、ジョバニョーリ師が、本会との友好関係に触れながら、「世界の多くの宗教者たちは今日、平和を実現するためには諸宗教間の対話と協力が不可欠であるとの認識で一致しています」と語り、さらなる対話の推進を強調しました。
これを受けて、山野井理事長は、「貧困や紛争、テロの頻発、HIVの蔓延など世界には、さまざまな問題が山積しています。宗教者は今こそ、平和のために結束し、問題解決に取り組んでいかなければなりません」と述べました。

(2002.11.13記載)