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2002年11月13日 庭野会長、ビンヤ・アリヤラトネ師と懇談

スリランカのビンヤ・アリヤラトネ師が11月13日、本会を訪問し、庭野会長と法輪閣で懇談しました。同師は、第9回「庭野平和賞」受賞者で仏教精神を基盤とした農村開発運動「サルボダヤ・シュラマダナ運動」の指導者、アハンガマジー・チューダー・アリヤラトネ博士の子息です。

アリヤラトネ師は、現在、同運動理事長としてスリランカの平和と人々の生活向上に尽力しています。懇談の冒頭、アリヤラトネ師は、同運動が来年45周年を迎えることやタミール人とシンハラ人との約20年間に及ぶ対立が新たな局面を迎えていることなどに触れ、「平和のための活動を推進すると同時に、もう二度と暴力の方向に向わないよう、人々の心の開発に努めていくことが大事」と強調しました。また父・アハンガマジー師が瞑想センターを設立し、平和のために祈りを捧げることの大切さを多くの人に伝えていることや、65万人の国民が、同じ時刻に平和への祈りを捧げたことなどを紹介しました。
これに対し、庭野会長は「それほどまでに平和を熱望している方が多いのは素晴らしいことです。サルボダヤ運動は大変大きな働きをされているのですね」と語りました。

(2002.11.20記載)