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2003年04月28日 北海道教区「サハリン平和友好使節団」

北海道教区の第10回「サハリン平和友好使節団」(団長=小林克州帯広教会長、団員21人)が、4月28日から5月2日まで、ロシア・サハリン州を訪れました。同教区9教会の大学生が合同で企画しているもので、日ロ両国の草の根レベルでの文化交流を主な目的としています。一行は、サハリン国立総合大学で日本語を学ぶ学生たちと親睦を深めたほか、ロシア正教会や児童施設の訪問、ホームステイを通してロシア文化を学びました。

一行はサハリン国立総合大学で開かれた『知識の日』文化交流会に参加、琴の演奏やマトイを披露して日本文化の一端を紹介。また、鈴木康容さん(19)=札幌北教会、坪内千陽さん(19)=札幌教会=が体験を交えてスピーチを行いました。
このあと、ロシアの学生とガルモニア子育センターを訪問。虐待を受け、心身に障害を持つ子供たちと歌やゲームを通して、交流を深めました。さらに、両親の離婚や死亡などで孤児となった子供を養育するラストチカ児童施設も訪ね、手づくりのカレーライスを子供たちに振る舞いました。
このほか、サハリン北海道人会のメンバーと韓国人慰霊碑を参拝後、ロシア正教会サハリン本部を表敬訪問しました。

※こちらの記事はご本人の了解を得て掲載しております。

(2003.07.15記載)