2003年06月10日
第9回国連北東アジア金沢シンポジウム
北東アジアの平和と安定の維持、各国の経済発展と安全保障問題の解決に向けた方策を討議する「第9回国連北東アジア金沢シンポジウム」(主催・日本国際連合協会)が6月10日から12日まで、石川県の金沢市文化ホールで開催されました。
『北東アジアの安全保障、安定及び信頼の回復』をメーンテーマに掲げた今回は、アジア・太平洋地域8カ国から政府関係者や研究者など33人が参加。立正佼成会から神谷昌道外務部次長と同スタッフが出席しました。
同シンポジウムでは、『朝鮮半島』『難民問題』『テロリズムとの戦い及び大量破壊兵器の不拡散』などがテーマとなりました。全体会議Ⅱでは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核開発をめぐる問題に議論が集中。「対話の重要性」や「圧力の強化」といった意見が出されました。
また、最終日には、同国の核開発計画の中止を求め、「朝鮮半島における緊張緩和に関するアピール」が採択されました。
なお、同シンポジウムの開催には、立正佼成会一食平和基金から200万円、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会平和開発基金から70万円が支援されています。
(2003.06.20記載)
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