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2003年08月22日 「アフリカへ毛布をおくる運動」今年の総枚数発表

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)で、今年5月1日から6月30日の約2カ月間に集められた毛布の総枚数が、このほど同運動推進委員会から発表されました。全国から寄せられた毛布は14万2848枚。8月11日には、第1便がエチオピアに向けて出航しました。今後、アフリカ各地に向けて発送されます。

1984年、アフリカを襲った大干ばつで被災した人々を救済する目的で始まった同運動は、今年で19年目を迎えました。本会では、全国各地の会員たちが戸別訪問や街頭での呼びかけを行う一方、地域の広報誌や新聞、ラジオ、インターネットを通して同運動を広くPRしてきました。
神奈川県横浜市にある日本通運株式会社の倉庫には、運動期間中から続々と毛布が寄せられました。
日通倉庫では現在、ほぼすべての毛布の検品、梱包作業を終え、発送の準備を進めています。日通五反田海外引越支店の担当者は「タオルケットや汚れた毛布など発送できない毛布は、年々、減少傾向にあります。質のよい毛布を送ってあげたいという皆さんの思いが伝わってきます」と語っています。
14万2848枚の毛布は、エチオピア、エリトリア、モザンビークなどの各国で配布される予定です。8月11日には、第1便として4万枚の毛布がエチオピアに向けて出航しました。10月末に立正佼成会ボランティア隊によって現地の人々に手渡されます。

(2003.08.22記載)