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2003年09月17日 東京佼成ウインドオーケストラが「アジア音楽祭」のオープニングコンサートで演奏

9月17日、東京・文京シビックホール大ホールで開幕した『アジア音楽祭 2003 in 東京・第23回アジア作曲家連盟総会/音楽祭』(主催・社団法人日本作曲家協議会=アジア作曲家連盟日本支部)で、東京佼成ウインドオーケストラが、オープニングコンサートを飾りました。

同音楽祭は、アジアの指導的な作曲家たちによって1973年に設立されたアジア作曲家連盟(ACL)が主催するものです。これまでにアジア各国で開かれ、アジアだけでなく、アメリカ、ヨーロッパなど世界の音楽家が多数参加し、交流の輪を広げると共に、若手作曲家の登竜門とされてきました。23回目となる今回は、20カ国から100人を超える音楽家が参加。23日まで、文京シビックホール、東京藝術大学などを会場に、コンサートやシンポジウム、講演会などが行われました。
オープニングコンサートで東京佼成ウインドオーケストラは、『祝典ファンファーレ』『シンフォニック・ゲーム』『イエメンの風』など世界初演を含む8曲を披露。14カ国から来日した音楽家をはじめ約600人の前で力強い演奏を聴かせました。
コンサート終了後、同音楽祭の松下功実行委員長(アジア作曲家連盟会長・日本作曲家協議会副会長)は、「世界屈指の吹奏楽団として、音楽祭の開幕に相応しい、素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。聴衆も満足してくれたでしょう」と述べました。

(2003.09.26記載)