2003年11月15日
「平和をつくり出す宗教者ネット」がシンポジウムを開催
「平和をつくり出す宗教者ネット」（キリスト教徒、仏教徒など約５００人が加盟）の発足１周年を記念するシンポジウムが１１月１５日、東京・新宿区の日本キリスト教会館で開催され、パネリストの一人として神谷昌道・外務部次長が参加しました。神谷次長のほか茂田真澄・アーユス仏教国際協力ネットワーク代表、山本俊正・日本キリスト教協議会総幹事、アキール・シディキ・大塚モスク会長ら６人がそれぞれの立場から提言を行いました。
『平和をつくり出す――いのちを慈しむ時代に向けて、宗教者ができること』と題したシンポジウムの中で、神谷次長は本会の平和観を述べました。同時多発テロ以降、庭野会長の法話を受けて、本会会員が内省の一つの依りどころとしてきた「平和を乱す元凶は私たち一人ひとりのうちにある」の言葉を紹介し、「平和を願う者の努力は一つひとつが決して小さなものではなく、新たな国際秩序を作り上げる重要な力になる」と語りました。また、「宗教者の課題」として世論喚起と政府への提言をあげました。
(2003.11.21記載)
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