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2004年01月26日 WCRP日本委員会非武装・和解委員会が部内学習会

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会非武装・和解委員会主催による「部内学習会」が1月26日午後、法輪閣第2会議室で行われ、非武装・和解委員会のメンバーなど14人が参加しました。

『イラン・イラク情勢と平和に向けての宗教者の役割』をテーマに、孫崎享・元イラン大使が講演。「冷戦以降、米国はイスラム諸国をはじめとする国際社会を武力で支配しようとする姿勢を強めている」と語った上で、混迷する国際情勢の中でイランと日本の宗教界の対話促進を強調。「日本もイランもつらい戦争体験を乗り越え発展した国です。発展の根底には、必ず宗教の役割があったと確信しています。今こそ、日本とイランの宗教者が結束し、武力ではなく対話で解決していく方法を模索することが大切なのではないでしょうか」と述べました。
このあと、質疑応答が行われ、「どのような対話が望ましいか」「イランとはどのような国なのか」などの質問が出されました。

(2004.01.30記載)