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2004年02月06日 JVCが帰国報告会

立正佼成会一食平和基金が支援する日本国際ボランティアセンター(JVC)の中島謙一郎・バグダッド担当補佐、田村祐子・パレスチナ事業担当が1月30日にイラク、イスラエルからそれぞれ帰国しました。帰国報告会が2月6日、東京・台東区のJVC事務所で行われ、マスコミ関係者ら12人が参加しました。

昨年末にバグダッドに入り、イラク国内にあるがん、白血病の患者を対象とした2つの病院への医薬品や医療機器の支援活動に携ってきた中島さんは、活動の詳細について説明。併せて、医師や看護師が不足している現状や、政府が管理する医薬品が横流しされていた事実を報告しました。また、必要な支援を受けることができない人々が多いことを述べ、支援活動を継続していく意向を示しました。
一方、田村さんは、イスラエル政府が「テロ抑止」の手段として、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に建設した分離壁が及ぼす人々への影響と占領、紛争の実情について報告しました。

(2004.02.13記載)