News Archive

2004年04月03日 庭野会長の「親戚まわり」がスタート

庭野日鑛会長の今年の「親戚まわり」がスタートしました。庭野会長は4月3日、岩国教会(古谷佳子教会長)をご巡教、翌4日には津山教会(三好里江子教会長)の入仏・落慶式に臨みました。篠崎友伸学林学長(立正佼成会理事)が随行しました。なお、庭野会長は今年、国内9教会、海外2教会をご巡教で訪れるほか、国内1教会、1地域道場の入仏・落慶式に臨席します。

『すばらしき人生の出会い』をテーマに、恩師との"出会い"を心待ちにした会員約2600人が道場を埋めました。
式典では、中高生とその両親15組45人による奉献の儀、古谷教会長を導師に読経供養が営まれました。会員代表による体験説法、篠崎学林学長のあいさつに続き、庭野会長が法話を述べました。
この中で庭野会長は、教えを認識し、自覚することの大切さを示したあと、「私たちは、『無常の法』を通して『永遠のいのち』『尊いいのち』ということを教えて頂いています。有限の肉体を持つ私たちが永遠なるものの存在を教えられたことは、この上ない喜び、『法喜』といえます」と語りました。さらに、「難しい問題を抱える中で不安もありますが、尊いいのちを頂戴しているのだと認識すると安らかな気持ち、つまり『安慰』を頂けるのです」と、仏縁に触れて得られる功徳について説きました。
このあと、青年婦人部員、少年部員との「ほのぼのトーク」が行われました。
午後からは、青年男子・女子部員対象の「ハートフルランチ」に続き、主任と支部会計を囲んでの「感謝でトーク」が開かれました。

【津山教会入仏・落慶式】
黒瓦葺きの切妻屋根、白壁風の外壁――津山教会新道場は城下町・津山の街並みに溶け込むよう設計されました。入仏・落慶式は会員、来賓ら約1000人を集めて行われました。
式典では、まず庭野会長の手により御本尊除幕の儀が執り行われた。続いて、振袖姿の青年女子部員10人と袴姿の学生部員10人による奉献の儀、庭野会長を導師に読経供養が行われ、啓白文が奏上されました。建設経過報告、会員代表による体験説法に続き、法話に立った庭野会長は、「道場観」の意味を解説した上で、「相撲に例えると、私たち在家仏教徒にとって道場は稽古場、家庭は本場所といえます。しっかり稽古しないと本場所で力を出せませんし、稽古を積んだとしても本場所に生かさなければ稽古の意味がありません。その意味で、教会も家庭、職場もすべてが道場なのです」と述べました。
新道場は敷地面積2977平方メートル、延べ床面積660・55平方メートル、鉄骨造り平屋建て。

(2004.04.09記載)