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2004年04月08日 本部と各教会で「花まつり」祝う

釈尊誕生を祝う「降誕会」式典が4月8日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。大聖堂の式典では、奉献の儀、稚児讃嘆文奏上、体験説法のあと、庭野日鑛会長が登壇し、法話を述べました。また、「花まつりをもっと身近にキャンペーン」に伴い、本部諸施設や地域に花御堂を設置し、甘茶を接待したほか、大聖堂をバックに記念撮影も行われました。なお、全国各教会では日曜日にあたる4月4日を中心に、地域に密着した活動を展開しました。

団参参加者など約4200人が参集した大聖堂での式典は、青年女子部員20人による奉献の儀、庭野光祥次代会長を導師に読経供養が行われ、啓白文が奏上されました。読経供養後、光祥次代会長は、聖壇上に設けられた花御堂で灌仏を行いました。
稚児讃嘆文奏上、会員代表の体験説法に続き、「アフリカへ毛布をおくる運動」の20周年を記念し、来会したエチオピアのNGO(非政府機関)「ティグレ救援協会(REST)」のティクレオーニ・アセファ代表があいさつを述べました。
法話に立った庭野会長は、世界の現状に触れ、「私たち仏教徒は、自分の幸せに溺れてはならないという『菩薩の精神』を教えて頂いています。ですから、日本だけが繁栄し、平和であればいいということではなく、貧しい方に手を差し伸べ、共に幸福の道を歩んでまいらねばなりません。その姿勢こそ『菩薩の精神』であり、私たちの一番大事なことです」と語りました。一方、全国の各教会は、4月4日を中心にさまざまな活動を展開。白河教会は4日、市民を教会に招き、地元企業の協賛のもとイベントを実施。千葉、沖縄両教会でも独自に「花まつり」の催しを開催しました。
地域に繰り出したのは、須崎教会。4月8日に道の駅「かわうその里すさき」でサリー姿の青年婦人部員が観光客に花の種を配布しました。また山形、古河、葛飾、福岡などの教会も、地域に花御堂を設置しました。
萩教会では4月8日、稚児姿の少年部員らが地域の老人福祉施設に赴き、入所者と交流を深めました。茂原、勝山、山口の各教会でも地元の病院や福祉施設を訪ねました。

(2004.04.16記載)