「仏教とキリスト教のシンポジウム」に出席した庭野日鑛会長は、閉会後、シンポジウム参加者と共にバチカンを訪れ、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世に謁見したほか、バチカン諸宗教対話評議会、ロピアーノにあるフォコラーレ施設などを訪問しました。さらに庭野会長は、聖エジディオ共同体、ローマ教皇庁立サレジオ大学を訪ねました。
4月22日午前、シンポジウム参加に先立ち、ローマ市内にある聖エジディオ共同体本部を訪問し、アンドレア・リカルディ会長、アルベルト・クァトルッチ師=同共同体主催の祈りの集い事務局長、アゴスティーノ・ジョバニョーリ・アジア担当責任者と懇談しました。同共同体は「第16回庭野平和賞」の受賞団体。
懇談の中で、リカルディ会長はモザンビークでのエイズ救済活動に対する本会一食平和基金からの支援に感謝の意を表明。互いに今後の協力関係の継続を約束しました。また困難な状況にある移民のための宿泊支援施設などを見学しました。
27日午後には、シンポジウム閉会後、参加者と共にバチカン諸宗教対話評議会事務局を訪問。マイケル・フィッツジェラルド同評議会議長、フェリックス・マチャド同評議会次長ら評議会の中心メンバーと懇談しました。冒頭、フィッツジェラルド議長が、釈尊降誕会に寄せたメッセージを朗読。これを受けて庭野会長があいさつに立ち、特に宗教精神を通して子供を健全育成していく重要性を強調しました。
28日には、バチカンを訪れ、サンピエトロ寺院前広場で行われたミサに参列したあと、壇上のローマ教皇ヨハネ・パウロ二世に謁見。合掌し、あいさつを交わしました。
その後、ローマの北部にあるロピアーノに移動。フォコラーレ運動の人材養成施設である生活共同村では、約700人の信徒が出迎える中、歓迎会が行われ、庭野会長があいさつしました。翌30日午前は各施設を見学しました。
ローマ市内に戻った庭野会長は、ローマ教皇庁立サレジオ大学を訪れました。マリオ・トーゾ学長らの案内で新設されたドンボスコ図書館を見学。このあと12人の教授陣と会談し、庭野会長、篠崎友伸・学林学長があいさつしました。同大学の卒業生である庭野統弘氏、川本貢市教務部次長(国際伝道グループ)が同席しました。
(2004.05.07記載)
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