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2004年06月11日 韓国語版『心田を耕す』発刊

庭野日鑛会長の著書『心田を耕す』の韓国語版が、このほど完成し、現地の出版社から発刊されました。韓国立正佼成会の会員は同書を通し、それぞれが庭野会長の指導を確認。道場では法座での輪読なども行われています。

『心田を耕す』は平成10年、佼成出版社から発刊。以来、韓国語版を望む声が、韓国立正佼成会に寄せられてきました。
こうした願いを受け、韓国立正佼成会の会員が、研修などに使うため自身が部分的に訳していたものをもとに、14年末から本格的な翻訳作業に取りかかりました。昨年5月に初稿ができ上がったあとは同会幹部2人を加え、3回の推敲作業が行われました。翻訳が難しい仏教用語は、韓国の仏典や専門書、インターネットで検索するなどし、今年2月、全訳が完成しました。
翻訳に携わった会員は、「ご著書に記された一語一語は、私たちの実生活にすぐ活用できるご指導だと思いました。とりわけ、第5章でお示しくださった『内省』『有り難し』『やわらぎ』『あたたかさ』『信仰の喜び』は、私にとって人生の道しるべになりました」と語ります。
初版は1000部。購入した会員が、自らの信仰のあり方を確認する教材としているほか、法座でも活用。参加者で輪読し、感想や気づきを発表し、かみしめ合っています。
同書を手に取った会員は、「これまで会長先生からご指導を頂いてきた『内省』『無常』『無我』などの言葉を母国語で読ませて頂くことで、より深く理解させて頂けたように感じます。夫も会社へ持って行き、人間関係でつまづいた時などに、ご著書を拝読して自分の心を見つめています」と語っています。

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韓国語版『心田を耕す』についての問い合わせは、佼成出版社洋書出版課(03‐5385‐2319)まで。
購入に関する問い合わせは、佼成出版社ダイレクトサービス(フリーダイヤル 0120‐323‐766)まで。

(2004.06.11記載)