庭野日鑛会長が、新宗連(新日本宗教団体連合会)の新理事長に就任しました。新宗連は6月17日、大阪府富田林市のパーフェクト リバティー教団大本庁で「第22期第10回理事会」「第23期第1回評議員会」に引き続き「第23期第1回理事会」を開催し、席上、深田充啓・第四代理事長(円応教教主)の任期満了に伴い、新理事長に庭野会長を満場一致で選出しました。庭野理事長は、本年度の日宗連(日本宗教連盟)理事長を兼務します。
庭野会長は平成元年に新宗連理事に就任し、同4年から4期にわたり副理事長に選任されました。同9年には、文部大臣の諮問機関である宗教法人審議会の委員、新宗連宗教法人問題特別委員会の委員長も務めました。
今回の役員選出に際して、「第22期第10回理事会」では、「新宗連寄付行為の変更」が承認され、これに伴い「公益法人の設立許可及び指導監督基準」に基づき、役員の任期をこれまでの3年から2年とすることが決定され、深田理事長より第23期の評議員138人が委嘱されました。
これを受け、「第23期第1回評議員会」では、宮本けいし・妙智會教団理事長を委員長に、評議員による選考委員会が組織され、第23期の理事26人、監事2人を選出。本会から、庭野会長と山野井克典理事長が理事に就任しました。引き続き、「第23期第1回理事会」が開かれました。席上、選考委員会で練られた原案に基づき、深田理事長の後任として、第五代理事長に庭野会長が推挙され、満場一致で承認されました。また、副理事長には宮本丈靖・妙智會教団会長、御木貴日止・パーフェクト リバティー教団教主、深田・円応教教主の3師が、常任理事には理事から9師が選出されました。
就任のあいさつで、庭野新理事長は、御木徳近師(パーフェクト・リバティー教団)、庭野日敬・立正佼成会開祖、田澤康三郎師(松緑神道大和山教団)、深田師と四代の理事長の功績に敬意を表し、「新宗連の『和の精神』という特色を生かし、大役に邁進したい」と所信を述べました。
また、3期8年にわたり理事長を務めた深田師は、任期中に新宗連結成50周年という節目を迎えたことなどを振り返り、「全国の総支部、各県の協議会などの組織も整備されてまいりました。皆さまのご協力、ご厚情に感謝申し上げます」と述べ、新宗連のさらなる発展を祈念しました。
なお、今年は日宗連で、新宗連が理事長を担当する年度に当たることから、庭野新理事長が日宗連理事長を兼務することになります。7月に開かれる日宗連理事会の席で、正式に就任します。
(2004.06.25記載)
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