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2004年06月27日 「第9回法華経国際会議」開催

「第9回法華経国際会議」(主催・中央学術研究所)が6月27日から7月2日まで、本部施設と長野・志賀高原で行われました。テーマは『仏教とキリスト教における宗教的実践』。日本やアメリカ、カナダ、中国から仏教、神学の研究者ら12人が参加しました。本会からは篠崎友伸・学林学長、IBC(立正佼成会国際仏教教会)国際アドバイザーのジーン・リーブス・ミードビル・ロンバード神学大学院元学長が参加しました。

6月28日から30日まで志賀高原のホテルで行われた会議では、参加者が論文を提出し、意見を発表。今回は、『マントラ、念仏、連祷とイエスの祈り』(トーマス・カスーリス・オハイオ州立大学教授)や『イエスの祈りとお題目』(オー・カン・ナム・レジーナ大学教授)の論文のように、主に仏教とキリスト教の儀礼儀式や修行のあり方を比較し、それぞれの意味合いについて議論を交わしました。
また、キリスト教徒の視点から本会の教えを分析した『法華経と立正佼成会――キリスト教的解釈』(ダロル・ブライアント・ワーテルロー大学教授)や、『仏教のエコロジーの考えと実践』(魏徳東・中国人民大学教授)などの研究も発表されました。
2日夕には、第二団参会館研修室で報告会が行われ、本部職員ら30人を前に会議の成果が報告されました。
なお、参加者は1日、本会長野中央教会を訪問し、「布薩の日」式典に参列。その後、善光寺を見学しました。

(2004.07.09記載)