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2004年09月30日 「ユニセフ・アフガニスタンキャンペーン」終了

立正佼成会の青・少年部員による平成16年度のユニセフ支援活動が、9月末をもって終了しました。今年度は、特に困難な状況が続くアフガニスタンの子供たちへの支援に焦点をあて、「ユニセフ募金 アフガニスタンキャンペーン」を掲げました。通常の実施期間を3カ月延長して市民に協力を呼びかけました。

本会のユニセフ支援は今年で25年目を迎えました。7月から翌年の6月末までの1年間を一区切りとし、街頭募金やチャリティバザーなどを通じて、市民にユニセフへの支援を呼びかけています。市民から寄せられた浄財は、本会が特に関心のある事業を指定し、ユニセフに委託(=指定拠出)。昨年度までは、アジア6カ国の教育事業を支援してきました。
今年度はアフガニスタンの他、アジア5カ国の教育支援を決定。各国の状況に鑑みた結果、23年間に及ぶ内戦や自然災害、圧政などに苦しみ、子供たちへの影響が危惧されるアフガニスタン支援を中心に、活動を展開しました。
イラク情勢の複雑化などから、市民のアフガニスタンへの関心が薄れつつある中、全国各教会では、市民に同国の現状を正確に伝えることを目的に事前学習を重視。青年本部と日本ユニセフ協会が作製したビデオや教材を活用し、ユニセフスタッフを招いて講演会を開催したほか、青年部員がインターネットなどを利用して、同国に関するさまざまな資料、データを入手し、事前学習会を催した教会もありました。
各教会では、5月に行われた「青年の日」をはじめ、夏休み期間中、また9月の連休などを利用して街頭募金、チャリティーバザーを実施。会場では、独自に作ったパネルの展示や資料を配布するなど、アフガニスタンの子供たちが置かれている厳しい現状、復興の困難さなどを市民にアピールしました。

(2004.10.01記載)