2004年10月06日
「全国教誨師大会」で庭野日鑛・日宗連理事長が祝辞
庭野日鑛会長は10月6日、宮城県仙台市のホテルで開催された全国教誨師連盟の主催する「第30回全国教誨師大会」(第46回東北教誨師研修宮城大会併催)に日宗連(日本宗教連盟)理事長として出席、祝辞を述べました。同大会には、刑務所や少年院など矯正施設の収容者に対し、宗教性を生かして教育や心のケアを行う全国の教誨師ら約600人が一堂に会しました。
開会式典では、大会長を務める大谷光真・浄土真宗本願寺派(西本願寺)門主が式辞を述べたあと、教誨師活動に顕著な功績を残した52人を表彰。日宗連理事長表彰(12人)も行われ、庭野理事長が代表者に表彰状と記念品を手渡しました。
法務大臣、矯正協会会長に次いで祝辞に立った庭野理事長は、「教誨活動を推し進める原動力となるものは、真摯な祈りであり、願いであり、信仰である」とした上で、「時代の変化に即応しながら宗教教誨の活動に尽力される皆さま方の地道なご努力は、一般の人々の目に触れることは少ないかもしれない。しかし社会と隔絶され、ともすれば孤独に陥ることも多い矯正施設での宗教教誨は、信仰による慈悲の触れ合いによって罪への悔悟を促すと共に、いのちの尊厳に目覚め、真の人間性の回復へと導く、まことに崇高な任務」と日頃の功績を讃えました。
(2004.10.15記載)
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