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2005年01月16日 神戸での庭野会長――兵庫県知事、神戸市長と懇談

神戸教会での「阪神淡路大震災10周年慰霊式」に出席するため兵庫県神戸市を訪れていた庭野会長は、式典に先立ち、井戸敏三・兵庫県知事、矢田立郎・神戸市長と懇談しました。また「平成17年阪神淡路大震災1・17のつどい」(神戸市主催)に参列したほか、「人と防災未来センター」も視察しました。

神戸市入りした庭野会長は、1月16日午後、神戸教会で矢田市長と懇談。席上、矢田市長は、震災から10年を迎えるまでの市民生活を説明しながら、改めて防災の重要性を語りました。
その後、同市中央区にある「人と防災未来センター」を視察。同センターは、阪神淡路大震災の経験と教訓を後世に継承し、災害被害の軽減に貢献することを目的とした施設。センター到着時には、震災の際に兵庫県知事を務めていた貝原俊民氏の出迎えを受け、あいさつ。防災未来館の諸展示などを見学しました。
井戸・兵庫県知事との懇談は、市内のホテルで行われました。冒頭、井戸知事は、「震災時、ご寄付やボランティア等で大変お世話になり、心より感謝申し上げたい」と謝意を表しました。また県の防災政策を説明し、「今後も『1・17を忘れない』をメッセージとして取り組んでいきたい」と述べました。
翌17日には、神戸市役所に隣接している東遊園地で行われた「平成17年阪神淡路大震災1・17のつどい」に参列。雨の中、庭野会長は、6566人の犠牲者(遠因犠牲者を含む)と同数つくられた竹灯籠の一つに献灯。地震の発生した午前5時46分には、犠牲者の冥福を祈り、黙とうを捧げました。

(2005.01.21記載)