2005年02月04日
庭野会長、イスラエル大使と懇談
エリ・エリアス・コーヘン駐日イスラエル大使が2月4日、本会を訪れ、法輪閣で庭野会長と懇談しました。ギル・ハスケル政治広報担当参事官、松原通雄外務部長らが同席しました。
コーヘン大使は、イスラエルのシャロン首相がパレスチナ自治政府のアッバス議長と8日、エジプトの保養地シャルムエルシェイクで首脳会談を行うことに言及。「アッバス議長が(パレスチナの)内部からテロを抑える状況になりました。今年はイスラエルの平和にとって重要なチャンス」と、和平実現に向けた期待感を表しました。
その上で、「愛をもち平和を求める人のイスラエル訪問が、イスラエルとパレスチナの和解を後押しすることになるのです」と話しました。
また、昨年8月に新潟・山古志村でイスラエルとパレスチナの交流会がもたれたことが縁で、新潟県中越地震で被害を受けた山古志村に支援を行ったことを披歴。「人を助ける精神はイスラエルの伝統。人のために尽くすことは、人間の強さではないでしょうか」と語りました。
庭野会長は、これまで2回イスラエルを訪問したことやイスラエルから2つの個人・団体(ネーブ・シャローム/ワハット・アル・サラーム、エリアス・チャコール師)が庭野平和賞を受賞したことを紹介しました。また、コーヘン大使の質問に答え、武道や仏道、茶道など日本で使われる「道」の根本は同じと説明。「道とは、仏教と関係しており、慈悲の表し方、日常の行いのこと」と述べました。
(2005.02.10記載)
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