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2005年02月10日 立正佼成会一食平和基金 平成17年次運営計画

立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=松原通雄外務部長)は、このほど平成17年次の運営計画を発表しました。
本年次の予算総額は、4億7388万6000円。運営計画は「合同プログラム」「自主プログラム」「資金助成」「緊急プロジェクト」の4つの項目で構成されており、本会独自の平和活動をはじめ、各国の貧困撲滅、平和構築活動などに充てられます。

同運営委員会では、「一食を捧げる運動」の精神である「同悲」「祈り」「布施」を基盤に、同運動で寄せられた会員の浄財運営を計画しています。
本会と他団体が世界の重要課題に対し合同で取り組む「合同プログラム」は12件。「アフリカへ毛布をおくる運動」をはじめ、エチオピア植林プロジェクト、アジア、アフリカ地域でのエイズ感染予防プロジェクトなどに総額1億8650万円が計上されました。
本会独自の活動である「自主プログラム」には、1億4038万6000円の予算が組まれています。「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」や「立正佼成会一乗ボランティア」、サハリン支援プロジェクトなど9件に充てられます。
「資金助成」は、外部団体に対する支援として<1>庭野平和財団助成<2>宗教協力助成<3>特別助成<4>国連支援助成の4項目、「災害等緊急支援」と予備費を含め1億6500万円が計上されています。
特に、「庭野平和財団助成」の9000万円のうち、5000万円が「南アジアプログラム」の予算に充てられます。同プログラムは『貧困の削減』をメーンテーマに、1プロジェクト3年の目安で事業が展開されています。スタートから2年を迎えた今年は、昨年に引き続きインドのNGO (非政府機関)と協力して農村開発運動などが行われているほか、新たにインド、バングラデシュでのプログラムが予定されています。
また、「緊急支援プロジェクト」として、国内外での緊急事態に随時、対応していく意向です。

(2005.02.10記載)