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2005年03月16日 新宗連同和推進連絡協議会「第3回ユニバーサルデザイン研修会」

新宗連(新日本宗教団体連合会)同和推進連絡協議会主催の「第3回ユニバーサルデザイン研修会」が3月16日、東京・渋谷区の新宗連会館で行われました。新宗連加盟教団関係者や同協議会の委員など17人が参加。『暮らしやすい社会づくり』をテーマに、NPO法人・バリアフリー協会専務理事の沢田藤司之氏が講演しました。

ユニバーサルデザインとは、空間作りや商品作りなどに関して、誰もが利用しやすいデザインを取り入れようとする考え方。沢田氏は、講演の中で商品名や説明の読みやすいパッケージデザインや、百貨店の高齢者向けサービスなどを紹介しました。
また、2008年に、団塊世代の多くが定年退職を迎える一方、人口が減少していく傾向にあることを指摘。全人口のうち高齢者の割合が増加することを踏まえた上で、ユニバーサルデザインに基づいた商品開発にとどまらず、それを活用していくためのサービスや生活の仕組みを充実させていく必要性を述べました。
また、講演の中で参加者は、特殊な眼鏡を使い、白内障の疑似体験なども行いました。

(2005.03.25記載)