2005年04月10日
伝通院で「Hana Matsuri」を開催
「世界を癒すために」をテーマに、本会はじめ浄土宗などで構成する「国際花まつり実行委員会」は4月10日、東京都文京区の無量山伝通院で「Hana Matsuri」を開催しました。浄土宗との協力による伝通院での催しは今年で2回目。アメリカ、南アフリカ、ベトナムなど15カ国から日本に在住、滞在する外国人など260人が参加。本会から国富敬二・時務部長が出席しました。
文京教会少年部員と外国人の幼児13人が稚児行列を行ったあと式典はスタートしました。ラトルスネイク・アニーさんによる歌の奉納に続き、IBC国際アドバイザーのジーン・リーブス博士が『観音の庶民仏教』と題して講演。リーブス博士はこの中で、「私たちが今日、降誕をお祝いした仏さまは、社会や国家、世界の全てをより良く改善するための努力を教えてくださる釈迦牟尼仏です。観音さまはこの世界で私たちが釈迦牟尼仏の働きを行うよう導いて下さっています」と述べました。
続いて、奉請文、導師灌沐、行華焼香、開教偈、誦経と浄土宗の儀礼に沿った法要が行われました。最後に麻生諦善・伝通院執事長が「明るく、正しく、仲良くというお釈迦さまの教えをしっかり守って一人ひとりが平和を願う日が花まつりです」とあいさつを述べました。第2部では、増上寺雅楽会により、雅楽と舞楽が披露されました。
スリランカ人の女性は「さまざまな国の人と共に、日本で釈迦さまの誕生を祝うことができてうれしかった」と話しました。
(2005.04.15記載)
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