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2005年04月16日 「フォコラーレ運動「ファミリー・フェスト2005」で庭野会長がビデオメッセージ」

カトリックの在家運動体「フォコラーレ運動」(本部・イタリア)が中心となり、4月16日、世界各国で実施された『ファミリー・フェスト2005』に、庭野日鑛会長がビデオ出演しました。庭野会長は同フェストのテーマ『家庭――愛が平和を生み出す』に基づき、メッセージを朗読。映像は、同フェストの拠点となったイタリア・ローマから世界78カ国約15万人に向けて発信されました。

同フェストは、現代の世界が抱える諸問題解決に向け、社会の根本となる「家庭」のあり方を見直すことを目的としています。10年に1度開催され、今回が3回目。本会とつながりの深いフォコラーレ運動が中心となり、世界中のキリスト教徒をはじめ、ムスリム(イスラーム教徒)や仏教徒などにも参加が呼びかけられました。特に今回は、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の帰天を受け、教皇追悼の祈りも込められました。
4月16日、世界180カ国以上の会場で独自のプログラムが展開される中、ローマと中継を結んだ78カ国で約1時間半にわたり共通プログラムが行われました。この中で庭野会長のメッセージが流されました。庭野会長はメッセージの中で、本会とフォコラーレとの出会いなどに触れ「私どもが共通して目指す愛の世界、慈悲の世界は一朝一夕に実現するものではありません。ただ一軒一軒の家庭に愛と慈悲があふれてこそ、社会の平和も、世界の平和もあるのです。このことを心に刻み、今後も手を携えて前進したいと思います」と語りました。
また、スイスで行われたフェストには、澤畠康友・本会ジュネーブ代表が参加。『仏教における家族の重要性』と題し「三つの実践」について発表しました。

(2005.05.06記載)