4月1日にスタートした「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)の収集期間が半ばを迎え、全国各教会では連日、活発な啓発、収集活動が繰り広げられています。
長野中央教会は、4月24日午後、「長野市勤労者女性センターしなの木」で、市民を対象に「アフリカへ毛布をおくる運動学習会」を開催しました。教会包括地域の市長、中学校の教員や生徒など33人が参加。保科和市・立正佼成会一食平和基金運営委員会事務局長と、昨年、ボランティアとしてエチオピアを訪問した会員がアフリカの現状や毛布の必要性を訴えました。
地域に向けた取り組みとして、苫小牧教会は教会独自のチラシ5500枚を作製、一般紙に折り込みました。福知山、北広島をはじめ多くの教会では、地方新聞、テレビなどのメディアを通して、広く運動をPRしました。
会員を対象に、独自の啓発活動を行う教会もあります。金沢教会内灘法座所では、毎朝9時の読経供養後、地区主任が交代で同運動を通しての功徳を発表する「ミニ説法」を行い、参加意識高揚を図っています。また、佐賀教会は毛布に縫い付けるメッセージの展示会を実施。刺繍などを施した色彩豊かなメッセージを教会道場に飾りました。
ゴールデンウイークを利用して、啓発、収集活動を行った教会も多くあります。
北教会は4月29日、東京・北区の飛鳥山公園で開催された「クリーン&グリーン エコロジーキャンペーン北区」で同運動のブースを出展。当日は多くの市民から毛布が提供されたほか、メッセージ作製に市民が協力する一幕もありました。また、青年部員たちはチラシを手に会場近隣の家庭を戸別訪問しました。
寺泊教会では同日、燕市総合文化センターと西川町曽根商店街の2カ所で毛布の収集、メッセージ作製などを実施。会員72人が参加しました。収集場所を設置し、市民の協力を募ったほか、事前に毛布提供を依頼した家庭を訪問。この日だけで合計163枚の毛布が寄せられました。
運動期間は5月31日まで。今後も「青年の日」などを中心に積極的な運動が展開されます。
(2005.05.06記載)
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