2005年08月19日
波木井山円実寺で「第七百二十三回波木井山川施餓鬼法要」
庭野会長は8月19日、山梨県南巨摩郡身延町の波木井山円実寺(岩田日見住職)が主催する「第七百二十三回波木井山川施餓鬼法要」に参列し、午前の部、午後の部でそれぞれ法話を述べました。教団役職者、55教会から延べ約1300人の会員も参列しました。
円実寺は、鎌倉時代、波木井城の城主・波木井公(南部六郎実長公)が日蓮聖人に寄進した由緒ある寺。川施餓鬼法要は、波木井山の近くを流れる富士川の氾濫によって多くの犠牲者が出た際、波木井公が日蓮聖人に誓願し、法要を営んだことに由来します。昭和21年、庭野開祖と長沼妙佼脇祖が七面山参拝の際に立ち寄り、同寺の再興を申し出て以来、縁を深めています。
「第七百二十回波木井山川施餓鬼法要」は、午前の部(28教会から635人が参加)、午後の部(27教会から624人が参加)に分けて行われました。法要では、読経、庭野会長はじめ参列者代表の焼香、岩田住職のあいさつに次ぎ、庭野会長が法話に立ちました。
その中で庭野会長は、ある国際的な意識調査で、「日常生活に満足している」と回答した日本人が9%と調査対象国中で最低だったことを紹介。一方、9割の日本人が、生活の満足度を満たす要素として「精神的な充実度」を挙げたことに触れ、「妙法蓮華経に出遇うことができた私たちは本当に幸せ。感謝の気持ちを忘れずに、日々精進させて頂きたい」と述べました。
(2005.08.26記載)
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