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2005年08月31日 ゆめポッケ終わる

「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)が8月31日、終了しました。民族紛争や宗教対立などによって心に傷を負った子供たちに、文房具やおもちゃをおくる同キャンペーンは、今年で7年目。6月1日から3カ月間、本会の小・中学生を中心にポッケ作りや中身の収集、手作りカードの作製などに取り組んできました。キャンペーン終了が迫った8月下旬には、ポッケの収集、発送に合わせ、少年部員やその親たちが道場に参集し、ポッケの箱詰め作業や発送式を行う教会が目立ちました。

高崎教会は8月23日、教会道場で「発送セレモニー」を開催しました。少年部員ら150人が、ポッケの袋詰め作業を行いました。また、法輪クラブのメンバーが、布の端切れを縫って作った約1000個のお手玉をポッケの中身に添えました。27日には、八戸教会で「ゆめポッケ発送式」が実施され、少年部員、幼児合わせて72人が参加しました。同教会は、キャンペーン開始時に「ゆめポッケスタート式」を行い、キャンペーンの意義や目的について確認。以降、各支部を中心に取り組んできました。当日、参加者は、会員から寄せられた537個のポッケを箱詰めし、トラックに積み込みました。
同キャンペーンに参加した少年部員が、取り組みを通して得た気づきを発表した教会も少なくありません。岡山教会は28日の「ゆめポッケ出発セレモニー」で、「ポッケで喜んでもらったり、幸せな気持ちになってくれたらうれしい」「全世界の人たちみんなで笑い合えることを願っています。世界が平和になって、すべての国が豊かな国になればいいなと思います」と少年部員が感想を発表しました。
また、三鷹教会は20日に「ゆめポッケ発送式」を行い、寄せられた224個のポッケの梱包作業にあたりました。少年部員の一人は「ポッケの中に私とおそろいのぬいぐるみを入れたよ。無事に届いてくれるといいな」と話しました。
一方、下田教会は手作りのカードを作製。26日に実施した「ゆめポッケのつどい」で、現地の子供たちに自分たちのことを知ってもらおうと、参加者は自身の写真をカードに張り付けるなど、工夫を凝らしました。
日本通運株式会社の倉庫に集められたポッケは、配布国まで貨物船で輸送され、現地NGO(非政府機関)や国連機関を通し、子供たちに手渡されます。アゼルバイジャン、アフガニスタン、英国・北アイルランド、スリランカ、パレスチナ(ヨルダン川西岸地区、ガザ地区)、レバノンの子供たちに届けられる予定です。

(2005.09.02記載)