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2005年09月29日 BCYCC一行が来会

本会とつながりの深いフィリピンの「BCYCC(バターン・キリスト教青年会)友好親善使節団」の一行21人が9月29日に来日しました。10月6日まで本会本部や中部教区を訪れ、会員らと交流を深めました。

今年4月、同国バターン州に建つ日比友好のシンボル「フレンドシップタワー」が建立30周年を迎えました。その記念行事の一環として本会は4月6日から11日まで、「バターン友好の翼」使節団を派遣。BCYCCと古くから関係のある教団役職者らが同国を訪れました。こうした経緯から、今回来日したメンバーにも、BCYCCの草創期を支えてきたスタッフが数多く含まれています。
10月1日、一行は本会諸施設を見学後、法輪閣第一会議室で庭野会長と面会。国富敬二・時務部長、松本貢一・青年本部長が同席しました。席上、BCYCC前会長で、現BCY財団理事長のアナ・トゥアソン女史は、本会一食平和基金が長年支援を行っている奨学金制度、図書館の建設などに謝意を表し、「長年にわたる支援は、社会的にも大きなプログラムとなっています。今後も社会のために協力していきたい」と話しました。一方、庭野会長は、30年前にフィリピンを訪れ、当時の州知事宅でホームステイをした体験などを述懐。「ご家族との触れ合いを通し、人間同士の信頼関係が醸成されていくというありがたい体験をさせて頂きました。今後も両国の交流を継続していきたいと思います」と述べました。
同日夜には、新宿で「ありがとうパーティー」が催され、山野井克典理事長はじめ、教団役職者やBCYCCと交流のある首都圏在住の会員ら約80人が参加しました。教団を代表し、山野井理事長が歓迎の言葉を述べ、続いて、トゥアソン女史がスピーチを行い、「30年間、さまざまな活動を通し、共に歩んできました。これからも、意義ある活動を展開し、この素晴らしい関係が続いていくことを願います」と話しました。このあと、日比双方から歌やダンスなどが披露されました。最後に庭野欽司郎参務が30年にわたる交流の歴史を振り返り、「信じ合い、手を取り合えば、必ず平和につながることを実感しました」と述べました。
翌2日、一行は本部で行われた「お会式・一乗祭」を見学。また、3日から5日まで、中部教区の会員宅でホームステイを体験し、本会の信仰生活や日本文化に触れました。4日には、それぞれの受け入れ教会で「開祖さま入寂会」に参列しました。

(2005.10.07記載)