平成17年次の「お会式・一乗祭」が10月2日、本部周辺で開催され、在京教会はじめ全国各教会から5621人が集結しました。今年の「一乗万灯行進」は、大聖堂改修事業で波羅蜜橋が使用できないため、行進経路や行事内容の一部を変更して行われました。参加者は沿道を埋めた約5万4000人が見つめる中、勇壮な行進を繰り広げました。
「お会式・一乗祭」は、「一乗~大らかに、夢、堂々」の精神のもと、日蓮聖人の遺徳を偲ぶとともに、庭野日敬開祖を追慕・讃歎し、法華経広宣流布と菩薩行実践の誓いを新たにすることを目的としています。
気温30度を超え、汗ばむほどの陽気となったこの日、午前9時から普門館で開会式・万灯行進祈願供養が行われました。
午後、一乗万灯行進に先立ち、本会発祥の地・修養道場前で発進式。行進参加者代表が「心一つに明るく、楽しく、ありがたく行進させて頂きましょう」と力強く発進を宣言しました。
このあと、一乗万灯行進がスタート。東京教区23教会のほか全国から2教区、26教会が単独、または合同で隊列を組みました。さらに、地元・和田睦会、佼成学園も行進を行いました。
初めて参加したのは岡崎、京都、宇部の3教会。350人が参加した岡崎教会は、包括する豊田市の「おいでんまつり」で行われる「おいでん総踊り」を披露。参加者の一人は、「みんなで一つになって踊れました。他教会の人たちの前で踊れてうれしい」と笑顔を見せていました。
マトイで参加した京都教会と宇部教会は、それぞれ在京教会の隊列に加わりました。「『お会式・一乗祭』に参加するのが夢でした。今日はみんな最高の振りができたと思います」「会長先生を間近に拝み、力を頂いた思いです。初めて参加させて頂き、無我夢中でした」と、参加者たちは声を詰まらせていました。
このほか、茂原教会は「茂原傘踊り」を披露。佼成学園(男子校)吹奏楽部と同女子校吹奏楽部、バトン部も合同で参加し、沿道の観客から大きな拍手を受けていました。
閉会式・追い込みであいさつに立った庭野日鑛会長は、「皆さま方の元気いっぱいの行進で、私もエネルギーをたくさん頂きました。来年の『開祖生誕100年』に向け、また新たな精進をさせて頂きたいと思います」と語りました。
(2005.10.07記載)
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