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2005年10月14日 一食からパキスタン地震に緊急支援

パキスタン北部で10月8日に発生したマグニチュード(M)7・7の大規模な地震に対し、立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=松原通雄外務部長)は9日、200万円の緊急支援を決定しました。同日、立正佼成会も加盟する「特定非営利活動法人ジェン」のスタッフが被災地に入り、支援のニーズ調査をスタート。支援金はジェンの調査費用および初期段階の緊急人道支援に充てられます。

パキスタンとインドの国境に近いカシミール地方の山岳地帯を震源とする地震の被害は、パキスタンを中心に、インド、アフガニスタンにも及びました。11日現在で死者は1万9000人、負傷者は約4万3000人と伝えられます。いまだ多くの人が、倒壊したがれきの下に生き埋めになっており、救援活動が続けられています。立正佼成会一食平和基金運営委員会は9日、ジェンの調査費用と初期段階の人道支援を目的に200万円の緊急支援を決定しました。
ジェンは同日、シリル・カッパイ・海外事業部長をパキスタンの首都イスラマバードに派遣。また東京本部事務局スタッフ2人とアフガニスタンで活動する玉利清隆・カブール事務所長、現地のローカルスタッフが被災地入りしました。今後、具体的な支援内容が検討されます。

(2005.10.14記載)