「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部=6月1日~8月31日)で全国から寄せられたポッケの総数が、このほど同運動推進委員会から発表されました。全国の小・中学生を中心に作製されたポッケは4万7669個。アゼルバイジャン、アフガニスタン、英国・北アイルランド、スリランカ、レバノン、パレスチナ(ヨルダン川西岸地区、ガザ地区)の子供たちにおくられます。現在、青年本部には、各教会から報告書が届いており、具体的な取り組みや功徳が報告されています。
7年目を迎えた同運動は、紛争や対立によって心に傷を負った海外の子供たちに、おもちゃや文房具を詰めた「ポッケ」をおくる取り組み。本会小・中学生による「一食を捧げる運動」と位置づけられています。
同運動推進事務局に寄せられた報告書によると、各教会では「本年次の運動の指針」として「一食を捧げる運動」の精神である「同悲」「祈り」「布施」の心を育むことを目的に活動を進めたところが多く、単にポッケをつくるだけでなく、一食の精神に重点を置いた活動が目立ちました。「世界の子供たちに思いを馳せながら親子で取り組んだ」「家族で嗜好品などを我慢して中身の購入に充てた」の声が報告されています。
また、『斉家』の実践として家族ぐるみで取り組む家庭も増え、同運動を「ぬくもりのある家庭づくり」につなげた教会も多くありました。
7年目を迎え、小・中学生が主体となって活動を推進したところもあり、少年部員らが実行委員会を構成し、運動を呼びかけたことで、同運動に対する意識や世界情勢への関心が高まったとの報告もなされています。
同運動推進委員会に届いた報告書には、今年の成果とあわせて、運動に対する要望なども記されており、「子供向けの教材や資料を増やしてほしい」「メッセージに記す言葉の見本を数多く提供してほしい」などの声が寄せられました。同運動推進事務局では、こうした会員からの意見をもとに今後の活動について検討していきます。
各家庭、教会でつくられた4万7669個は、昨年新たに配布国となったアゼルバイジャンをはじめ、アフガニスタン、英国・北アイルランド、スリランカ、レバノン、パレスチナ(ヨルダン川西岸地区、ガザ地区)の子供たちにおくられます。来年3月には、本会会員による「ゆめポッケ親子ボランティア隊」が現地を訪れ、子供たちに直接ポッケを手渡す予定です。
(2005.10.21記載)
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