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2006年06月06日 中国宗教界和平委員会一行が来会

庭野日鑛会長は6月6日、中国宗教界和平委員会(CCRP)事務局の余振貴事務総長ら一行9人の訪問を受け、法輪閣で懇談しました。本会から国富敬二・時務部長、川端健之・外務部長が、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会から畠山友利・事務総長代行が同席しました。

CCRP事務局一行の来日は、8月のWCRPVIII(第8回世界宗教者平和会議)の準備と日中宗教者の一層の協力促進に向けた意見交換を目的としたもので、来日の前には、米国・ニューヨークのWCRP国際委員会事務局を訪れ、ウィリアム・ベンドレイ同国際委事務総長らと会談しました。
懇談の中で、庭野会長は、「8月のWCRPVIIIを間近に控え、日中両国の委員会の交流は大変に有意義」と一行の来日を歓迎。WCRP日本委員会理事長として、国内の神社仏閣、教団などを訪れ、WCRPVIIIへの参加・協力を要請していることなどを語りました。また、両国の関係に触れ、長屋王が唐に贈った袈裟に刺繍され、鑑真和上来日のきっかけになったと伝えられる詩の一節「山川異域 風月同天」(山川は域を異にすれども、風月天を同じうす)を紹介し、先人の業績に感謝の意を表しました。
余事務総長は、庭野日敬開祖、趙樸初・前中国佛教協会会長をはじめとした先達の功績により、現在の両国宗教界の友好関係が築かれたと述べ、日中交流の重要性に言及。CCRPが仏教、道教、イスラーム、カトリック、プロテスタントを中心に構成されていることなども解説しました。

(2006.06.16記載)