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2006年08月27日 WCRP世界大会:大会中の記者会見

各国要人の大会への参加は国内外のマスコミの注目を集め、記者会見の場が度々設けられました。

開会式に出席し、引き続き行われた全体会議Iでも基調発題に立ったムハンマド・ハタミ前イラン大統領が8月27日午前に行った会見には、各社から50人以上の記者が詰めかけました。
冒頭、ハタミ前大統領は大会の意義を賞賛すると共に、発言の機会を得たことに謝意を表明しました。記者からはイランの核開発疑惑問題、同国と西側諸国との関係などについての質問も寄せられました。ハタミ前大統領は平和構築を目的とした自身の提唱する「文明間の対話」の重要性を強調した上で、国際社会に存在する「ダブルスタンダード」などにも懸念を示しました。
また、28日午前に行われた全体会議IVで基調発題に立ったノルウェー前首相のクェル・マニェ・ボンデヴィック氏も同日午後、記者会見を行いました。ボンデヴィック氏は自身も尽力してきたスリランカ和平の進捗状況について意見を述べたほか、国際社会が一層関与すべき問題として、ミャンマー情勢に言及しました。
この他、マスコミ各社の要請を受け、多くの大会参加者が個別インタビューに応じました。

(2006.09.08記載)