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2006年10月15日 「お会式・一乗祭」開催

平成18年次「お会式・一乗祭」が10月15日、本部周辺で開催されました。「開祖生誕100年」にあたる今年の「一乗万灯行進」には、国内54教会が参加しました。また「世界サンガ結集参拝」で来日した約1300人の海外会員が国際色豊かなパレードを展開し、沿道の衆目を浴びました。大聖堂改修・落慶後初の行進となったこの日、総勢約7000人が、新しくなった波羅蜜橋を行進し、大聖堂を目指して勇壮なパフォーマンスを繰り広げました。

「お会式・一乗祭」は、日蓮聖人の遺徳を偲ぶとともに、「法華経によって人を救い、世を立て直す」との一念を貫いた庭野開祖の生涯と、仏教を生活の場によみがえらせ、宗教協力を国内外に推し進めるなどの業績を讃える機縁とすることを目的としています。
爽やかな秋晴れに恵まれたこの日、午前9時から大聖堂で「万灯行進祈願供養」が行われました。読経供養に続き、実行委員長を務める伊藤雅由参拝部長があいさつに立ち、参加者に「開祖さまのニコニコした笑顔に応えるべく、元気よく万灯行進をさせて頂きましょう」と呼びかけました。
一乗万灯行進に先立ち、本会発祥の地・修養道場前で発進式が行われました。参加者代表による発進宣言に続き、午後1時半に一乗万灯行進がスタートしました。今年は子供万灯行進を含む41隊列が組まれました。「開祖生誕100年」にあたり、ハッピやTシャツの背中に『一乗』『夢』『異体同心』などの字をあしらい、庭野開祖への追慕・讃歎を表す教会もありました。
また、山車やバッテリーカーなどに趣向を凝らす教会も目立ちました。葛飾教会は、絵本『大きなかしの木物語』に登場する6つの場面を紹介。板橋教会は、万灯の胴部分に庭野開祖の写真をはめ込み、功績と人柄を偲びました。
このほか、庭野開祖のご生家をイメージした山車をはじめ『一乗 おおらかに、夢、堂々。』『開祖さまありがとうございました』『菅沼から世界へ』などの文字で庭野開祖への報恩感謝・誓願をアピールした教会も多く見られました。
在京23教会の隊列には「グループ参加」という形で31教会が加わり、行進を盛り上げました。
また、13日から行われていた「世界サンガ結集参拝」でアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど17の国と地域から本部に参集した約1300人が行進に彩りを添えました。佼成学園女子中学・高等学校は、マトイと鳴り物で初参加。若さあふれる行進に拍手が送られました。
閉会式・追い込みであいさつに立った庭野日鑛会長は、「皆さま方の行進を拝見すると、本当に喜びいっぱいでニコニコを忘れない。本当に感動いたしました」と参加者に賛辞をおくるとともに、杉並消防署はじめ地域の協力に謝意を表しました。なお、午前10時から大聖堂1階ロータリーで「一乗物産展」が開催され、海外教会を含めた全国各教会が特産品を販売。併せて本会とつながりの深いNGO(非政府機関)7団体が、支援国の状況を伝えながら、手工芸品などを販売しました。沿道での見物を含め延べ約7万人が「お会式・一乗祭」に訪れました。

(2006.10.20記載)